結成70周年 新たに「FLAT入隊」スタート – 青年会
2024・3/27号を見る
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青年会本部(安井昌角委員長)は16、17の両日、「おやさとふしん青年会ひのきしん隊」の「FLAT入隊」を新たに実施、青年会員19人が参加した。これは同隊が今年、結成70周年を迎えたことを受け、立場や年齢が近い会員同士の交流を図り、次代を担う人材を育成することを目的に企画されたもの。3月から11月にかけて「教会長後継者コース」と「学生層コース」の二つが全10回にわたって実施される。第1回は「教会長後継者コース」が行われた。
16日午前9時30分、宿舎の第100母屋に参加者が集合。中山大亮青年会長の臨席のもと、講堂で開講式が行われた。
あいさつに立った中山会長は、「FLAT入隊」を同じ立場や年齢層の会員同士がつながり合う場、信仰の喜びや悩みを共有する場にしてもらいたい、と求められた。
続いて、現在青年会が取り組んでいる「教えに基づく対話」に言及。対話を行ううえでは良い質問をすることが大切だとして、お互いがより深くつながり合うために、“良い問い”を意識しながら2日間を過ごすよう促された。
この後、参加者たちは班ごとに分かれて自己紹介などを行った。
午後1時、隊服に身を包んだ参加者たちがひのきしんに出動。この日は第100母屋周辺の建物の解体作業に汗を流した。
普段は会社勤めをしている田中崇文さん(35歳・大元分教会教人・東京都江戸川区)は、「週末を利用して、久しぶりにおぢばでひのきしんをさせていただき、ありがたい」と笑顔を見せた。
「対話」でつながりを
「FLAT入隊」では、ひのきしんのほかに、「対話」の時間が多く設けられている。ここでは、年齢や立場が近い参加者同士が、与えられたテーマに沿って率直に意見交換を行う。参加者の一人、中西友宏さん(33歳・勢加分教会ようぼく・三重県四日市市)は、これまで地域のためになる活動をしたいと思いながらも、なかなか一歩を踏み出せないでいたが、今回の対話を通じて気持ちに変化が生じたという。「同じような思いを持った仲間が、それぞれの場所で頑張っていると知り、とても心強く感じた。これからは、ごみ拾いなど自分にできることから始めて、地域に貢献したい」と語った。
ひのきしん隊の宮内元浩班長は「『FLAT入隊』は、伏せ込みの場であるとともに、立場や年齢を限定して行うことで、会員同士がより強くつながり合うことができる。この旬に一人でも多くの会員に参加してもらいたい」と話した。
「FLAT入隊」の詳細は下記からご覧いただけます。
https://www.tenrikyo-seinenkai.jp/support/hinokishin/flat-enlistment/