教えを確かな拠り所に道具衆のつとめを – 立教187年 教祖誕生祭(4月18日)
2024・4/24号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。
226回目のご誕生日寿ぐ
存命の教祖の226回目のご誕生日を寿ぐ教祖誕生祭は18日、中山大亮様を祭主に本部神殿、教祖殿で執り行われた。
午前9時35分、大亮様は、つとめ人衆と共に本部詰所をご進発。教祖殿での礼拝を終えられたころ、本部中庭から『教祖御誕生祝歌』のメロディーが流れると、神苑一帯は慶祝ムードに包まれた。
続いて、大亮様は祖霊殿で参拝。東回廊北詰からお出ましになった真柱様は、南礼拝場の結界内に入られた。
神殿上段へ参進された大亮様は、祭文の中で「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、三年千日のただなかというこの大切な時に当たり、本日あらためて教祖の50年にわたる御苦労に思いを馳せ、お示しくだされたひながたの道を歩んで、道具衆として、たすけ一条のつとめを果たすことをお誓い申し上げます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが、いとも陽気に勤められた。
最高気温22度と穏やかな春の陽気となった、この日の親里。存命の教祖を慕って国の内外から帰り集った参拝者たちは、心一つに「みかぐらうた」を唱和した。
かぐらづとめの後、真柱様、大亮様、はるえ様、布恵様は、教祖のご昼食の給仕に教祖殿へ向かわれた。
おつとめの後、桝井幸治本部員が神殿講話に立った。
桝井本部員は、教祖ひながたのご事歴をたどりながら、教祖の限りない親心について話を進めた。その中で、教祖のお姿を拝することはできないが、教祖はご存命で世界一れつのたすけにお働きくだされているとして、「可愛いわが子がたすかってこそ、親神様・教祖がお喜びくだされる。私たちは、親神様・教祖にお喜びいただけるよう、にをいがけ・おたすけをさせていただき、大勢の方をおぢばにお連れさせていただこう」と呼びかけ、講話を締めくくった。
この後、大亮様は教祖殿へ進まれ、教祖の御前で祭文を奏上。ご祝詞を申し上げたうえで、「私ども一同は、今の混迷の世にあっても、揺るぎない真の道を歩むことのできる幸せを胸に、御教えを確かな心の拠り所として、教祖にお使いいただける道具衆のつとめに邁進させていただく所存でございます」と誓われた。
祭典に引き続き、「よろこびの大合唱」(婦人会・青年会・少年会主催)が本部中庭で催され、教祖を慕う道の子たちの明るい歌声が、春の神苑に響いた。