【AI音声対象記事】
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Q. 同居する義母に、家事をしてほしくありません。自分ができていないと責められているように感じるので、「やめてほしい」と伝えましたが、いまも続けています。夫に相談しても取り合ってくれません。どうすればいいでしょうか。(40代女性)
A. 結婚すると、これまで二人だった親が四人に。気心の知れない義父母とうまく関係を保っていくのは、骨の折れることかもしれません。それは別々に暮らしていても、それなりにあるものだと思います。
さて、お義母さんに家事をしてほしくないようですが、自分はきちんと家事をこなしているのに、という自負があるのでしょう。また、何度伝えても聞いてもらえないことに苛立ちが募っているのですね。頼みの綱はご主人ですが、なかなかうまくいきませんね。
ところで、あなたが同居するまでは、家のことはお義母さんがされていたのだと思います。想像ですが、お義母さんも、いまのあなたのような葛藤を乗り越える日々だったのかもしれませんよ。
これからはあなたが引き継いでいくのですから、あなたなりの家事であっていいと思います。ただ私が思うのは、家事とは炊事や洗濯だけではなく、家の中を温かく治めて、家族みんなが幸せだと感じる日々を重ねていくことではないでしょうか。
「皆んな勇ましてこそ、真の陽気という。めん/\楽しんで、後々の者苦しますようでは、ほんとの陽気とは言えん」(おさしづ明治30年12月11日)。聡明なあなたのこと、もう一度考えて、お義母さんと話し合ってみませんか。
回答者:吉福多恵子(濃飛分教会前会長夫人)