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中村道裕さん(30歳・明保分教会長後継者・奈良県橿原市)
一昨年から大教会の学生担当委員会のスタッフとして、教祖140年祭に向けた行事の企画・運営に携わっている。また、個人としての三年千日の心定めに、「できる限りのおたすけをさせてもらう」を掲げている。
大学2年生のとき、教区学生会の委員長を務めることになった。仲間と共に教えの実践を心がける中で、人さまに喜んでもらうことの有り難さを実感した。
教祖130年祭が勤められた年の3月、学生会のおぢば帰り団参の実行委員長として多忙な日々を送るなか、運転中に居眠りをしてしまい、停車中の無人のトラックに衝突する事故を起こした。幸い、事故の直前に目が覚めて、すぐにハンドルを切ったため、軽いけがで済んだ。危うく命がなかったところを、大難を小難にご守護いただいた。
これ以降、「自分にできることを通じて、ご恩報じを」との思いで、心新たに御用に向き合うようになった。大学卒業後は、教区学生担当委員会の委員として育成や伝道に関わる者の基本姿勢を学んだ。
前回の年祭活動はとにかく必死で、目の前の御用に追われる日々だった。このたびの三年千日では、これまで培ってきたことを生かし、できる限りのおたすけに努め、親神様・教祖にお喜びいただけるよう成人させてもらいたい。