“わが町の動物園”を支え続け
上川支部(白畠道之支部長)は6月19日、北海道旭川市の旭山動物園で恒例の除草ひのきしんを実施。82人の教友が参加した。
昭和42年7月にオープンした旭山動物園。当時「よのもと会東旭川組」初代組長を務めていた美馬康男さん(故人)が「“わが町の動物園”を支援しよう」と、園内の清掃を申し出たことから、翌春に初めてひのきしんを実施した。以降、同園では毎年、教友による除草ひのきしんが行われるようになった。
そんななか、昨年の「緊急事態宣言」の発出を受け、同園は5月に臨時休園。これを受け、半世紀を超えて続いた清掃ひのきしんも初めて中止に。その後、営業再開した園と相談のうえ、2年ぶりにひのきしんを実施することになった。
当日は晴天のもと、教友たちは約2時間、メーン通り沿いの花壇の除草に勤しんだ。
坂東元園長(61歳)は「当園が経営危機に陥ったときも、天理教の皆さんが毎年欠かさずひのきしんを続けてくださった。いまなお変わらぬご縁に、ただただ感謝している」と語った。