“初夏の風物詩”90年 – 本部「田植え」
AI音声で聞く
紙面レイアウト2026・7/8号を見る
【AI音声対象記事】
スタンダードプランで視聴できます。


恒例の本部「田植え」が6月23日、天理高校農事部の杣之内農場で行われた。
“初夏の風物詩”となっている田植えが始まったのは、昭和12年。中山正善・二代真柱様が、幼少であった中山善衞・三代真柱様と共に田植えをされた。
二代真柱様は、その思いについて、「おふでさきなどにお示しになって居る教理の内容を、実際に味わってみ度い」(昭和29年、天理高校農事部創立20周年記念式でのお言葉)と示されるとともに、中山家が代々農業を生業としてきたことから、「これを何とかして自分でも持ちこたえると共に、同時に、私の子供達にも味わゝし度いというのが目的であった」(同)と述べられている。
昭和12年の本紙(7月4日号)では、二代真柱様が手ずから苗を植えられている写真とともに、「管長様初め本部員のお歴々から坊ちやんの善衞さまゝでハツピ素足の出装で中等学校農事部生徒たちと共に(中略)水田に出動し田植を行つた」と記録。以来、連綿と受け継がれた伝統行事は、今年で90年の節目を迎えた。
◇
空一面が雲に覆われた当日。午前10時すぎ、真柱様ご家族が農場に到着。真柱様が水田近くでご覧になるなか、真柱奥様と大亮様ご夫妻は、本部在籍者、天理高校職員、同校農事部の生徒ら約150人と共に、素足で水田に入られた。
深緑に染まった山並みを背に、苗の束を手に一列に並んだ一同は、農事部生の「どうぞー!」のかけ声を合図に、丁寧に苗を植えつけていく。30分ほどかけて、約45,000本の苗を約15アールの田に植えつけた。
今後は10月の収穫まで、農事部の生徒たちが除草や水量調節などの丹精に当たる。
◇

















