世界各地の学生 日本文化を学ぶ – 天理大学「夏期日本語講座」九つの国や地域の99人が受講

天理大学は7日から20日にかけて、「夏期日本語講座」を開催中。九つの国や地域の14の大学・機関から学生ら99人が親里を訪れ、日本語の習得に励んでいる。(7月14日記)
同講座は、海外の学生に天理大学や日本の文化に興味を持ってもらおうと、44年前に始まったもの。主に同大の海外交流協定校の学生を対象とし、約2週間にわたって天理などに滞在しながら日本語の習得に励む。
期間中、海外の学生らは髙安詰所に宿泊し、多様な日本文化を実地に体験。また、天理大学の学生が「授業カウンセラー」や「生活カウンセラー」、「宿泊カウンセラー」としてサポートを行い、受講生が安心して過ごせる環境づくりに努めている。
天理の教えにふれ
7月7日午後3時すぎ、開講式を終えた一行は本部神殿前に集合。受講生全員で記念撮影をした後、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語、ロシア語、タイ語の七つの言語に分かれ、海外部員の案内のもと神殿、教祖殿、祖霊殿を参拝した。
「神殿はとても穏やかで、やすらぎを感じた」と話すのは、パブロ・レイエスさん(23歳・プエブラ栄誉州立自治大学・メキシコ)。神殿案内を受け、「世界の平和を願う陽気ぐらしの教えが、とても良いと思った」と感想を述べた。
海外部員の説明を真剣に聞いていたのは、パトリック・トンプソンさん(37歳・ハイラインカレッジ・アメリカ)。神殿について事前に話は聞いていたが、実際に見てみると想像以上だったという。
トンプソンさんは「神聖な雰囲気を感じた。案内の際には教理をかみ砕いて説明してくれたので、とても理解しやすかった。特に印象深かったのは『出直し』の話。古い着物を脱いで、新しい着物を着るように生まれ替わるという教えが心に残った」と、しみじみ語った。
この後、受講生たちは日本語の習得レベルに応じて、「入門」「基礎」「応用」の3クラスに分かれて授業を受けたほか、同大学のクラブ活動にも参加し、空手や茶道などの日本文化を体験した。
天理大学に短期留学したことがあるボナディク・ナターリアさん(31歳・ロシア)は、現在モスクワ国立言語大学の上級講師として働いており、このたび、大学で指導している学生を同講座へと誘った。
自身も引率者として同行したナターリアさんは「連れてきた学生は、さまざまな国の人と交流することができて楽しそうだった。またとない学びの機会なので、来年はもっと多くの人を誘いたい」と話している。









