地域の更生保護に力を尽くし
清水町の近藤明雄さん(74歳・人舞分教会教人)は先ごろ、保護司としての長年にわたる更生保護活動に対して、法務大臣表彰を受けた。
平成14年に保護司を委嘱されて以来、環境調整の保護対象者を担当。保護司の心得を学ぶ研修会などに積極的に参加しつつ、保護観察では月に3度の面接を継続して行い、対象者の社会復帰に力を尽くした。
また、法務省が主唱する「社会を明るくする運動」強調月間の7月には、地域の小中学校へ出向き、子供向けの啓発活動にも従事。このほか、長年にわたって民生委員も務めるなど、積極的に地域の更生保護に努めてきた。
近藤さんは「悲観的な考えを持つ対象者が多いなか、心の声に耳を傾けたうえで、お道の教えをもとに助言し、前向きな心になってもらえるよう心がけている。これからも、対象者が少しでも早く社会復帰できるように、おたすけの心で活動していきたい」と話した。
(北海道・宮脇社友情報提供)