「おはようございます」の笑顔から – わたしのクローバー
携帯電話を持たずに散歩へ 昨年夏のこと。高齢の母が脚のけがで入院することになりました。新型コロナ感染症対策のため、まだ一切の面会が禁じられているころです。 隔離された病室が遠い世界のように感じられます・・・
携帯電話を持たずに散歩へ 昨年夏のこと。高齢の母が脚のけがで入院することになりました。新型コロナ感染症対策のため、まだ一切の面会が禁じられているころです。 隔離された病室が遠い世界のように感じられます・・・
あの日、あこがれの先輩が 私の枕元に小さなポーチが置いてある。花柄の布地を何枚か縫い合わせたそのポーチは、大好きだった先輩のお母さんから頂いたものだ。 28年前の1月17日の夜だった。大学の同級生から・・・
「全然いきいきしてないのに……」 エッセイの連載依頼があったと伝えたとき、高校生の次女がつぶやいた言葉です。“ダメ出し”されたのは残念でしたが、いつの間にか、親を一人の大人として対等に見られるようにな・・・
私の名前 私の名前は「孝」と書いて、「たか」と読む。出版社に勤めていた父が付けてくれた。 子供のころは、この名前が苦手だった。苦手というより嫌いだった。どうしてこんなお年寄りみたいな名前を付けたのだろ・・・
似た者同士の二人 随分前、ある小冊子の「心にゆとりを」というテーマの号に、短い文章を載せてもらった。仕事にも育児にも余裕のない私に何が書けるねん……と思いつつ、当時、中学生だった娘と一緒に夜空を見上げ・・・
夏には東京、冬には北京と、二つの五輪大会が続けて開催されました。過去の大会を振り返るたびに、活躍した選手の姿とともに、その時々の自分に起きた出来事が思い出されます。 出産と、厳しい現実 いまから12年・・・