ジャパンパラ水泳競技大会バタフライ優勝 県障害者スポーツ協会から功労賞 – 天理高校水泳部 竹田歩叶選手
2026・6/17号を見る
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先ごろ奈良県橿原市の鞄工房山本アスレチックフィールド橿原で行われた「2026県障害者スポーツ大会」の総合開会式の席上、奈良県障害者スポーツ協会功労賞の授与式が行われ、天理高校水泳部の竹田歩叶選手(2年)が受賞した。生まれつき左腕前腕部が途中からない竹田選手は、幼いころから水泳に取り組み、昨秋の「ジャパンパラ水泳競技大会」では女子100メートルバタフライで優勝するなど、パラ競技界で好成績を残している。
生まれつき、左腕前腕部が途中からない竹田選手。幼児のころ、「筋電義手」と呼ばれる、筋肉が収縮するときに生じる微量の筋電位を利用して指などを動かす電動の義手を貸与する「小児筋電義手バンク」の第1号として義手を借り受けた。その後、折り紙を折るなどの訓練に励み、小学生のころには縄跳びなどで遊べるまでに使いこなすことができたという。
「慣れないこともあったけれど、両手が使えることの喜びを、いまでも覚えている」と振り返る。
4歳ごろからはスイミングスクールへ通うように。当時、姉が水泳をしていたことや、水への恐怖心を克服するために始めたという。
水泳を続けるなか、小学1年生からはパラ水泳に本格挑戦。中学時代は水泳部に入って大会へ出場するとともに、パラの大会にもエントリーを続け、記録を伸ばしてきた。
記録更新を目標に
好きな種目はバタフライと話す竹田選手。「単純に泳ぐことはもちろん、タイムを縮めるために試行錯誤するのが楽しい」と笑顔を見せる。
標準記録を突破することで参加資格を得るパラ水泳競技大会。竹田選手は中学2年時から女子100メートルバタフライと同50メートル自由形に出場してきた。
天理高へ進学後、高校の大会にも出場を続ける。練習では、手で水をかく力が弱いことから、上半身を使ってスピードを上げることを意識している。
昨秋のパラ水泳競技大会では、100メートルバタフライで優勝。自由形は4位で終えた。
「バタフライは力をしっかり出しきれたけれど、自由形は年下の選手に負けて、とても悔しかった」と振り返り、悔しさをバネに練習に力を入れている。
先ごろ、障害者スポーツの普及・発展に貢献したことが評価され、奈良県障害者スポーツ協会から功労賞を受けた。
「いままでがむしゃらに泳いできたけれど、その頑張りが認められたようでうれしい」と喜ぶ。
天理高水泳部は、7月20日から22日にかけて「近畿高校選手権水泳競技大会」に出場する。
竹田選手は「今年の目標は、100メートルバタフライの記録更新。特に1分30秒台を切れるよう泳ぎたい。そして、50メートルバタフライと400メートル自由形でのパラ水泳標準記録の突破を目指す」と気合を入れている。











