人は自分の“心の姿”を映す鏡 自分が変われば相手も変わる
同じ勤め先に、顔を合わせても全くあいさつをしない青年がいました。「近ごろの若者は……」という目で見ていましたが、ある日、ふと思いました。年上も年下もない、こちらからあいさつすればいいのだと。 翌朝、顔・・・
同じ勤め先に、顔を合わせても全くあいさつをしない青年がいました。「近ごろの若者は……」という目で見ていましたが、ある日、ふと思いました。年上も年下もない、こちらからあいさつすればいいのだと。 翌朝、顔・・・
天理教甲賀大教会の敷地内にある役員住宅の一画です。現在も古い木造建築が建ち並んでいます。眺めていると、そのまま自分の過ごした子供時代に誘われます。 写生場所……滋賀県甲賀市水口町 西薗和泉(にしぞの・・・・
「教会の壁に『感謝、慎み、たすけあい』と書いた横断幕が掲げられていますね。『陽気ぐらしのキーワード』とのことですが、『慎み』というのがよく分かりません。具体的に、どうすることなのですか?」と、ある青年・・・
子供の問題で、いま深刻な不登校。カウンセリングでは、プレイセラピーといって、遊びを通して治療します。とにかく、子供と一緒に遊ぶことが大切なのです。 基本は、子供を信じること。みんな自分自身で解決してい・・・
山の辺の道の一部に別ルートがあると聞いて歩いてみた。区間は大神神社から景行天皇陵まで。通常、檜原神社を経由するカーブの多い山際の道を行くが、この日は、景行天皇陵まで田園地帯を真っすぐ進む。 大神神社を・・・
似た者同士の二人 随分前、ある小冊子の「心にゆとりを」というテーマの号に、短い文章を載せてもらった。仕事にも育児にも余裕のない私に何が書けるねん……と思いつつ、当時、中学生だった娘と一緒に夜空を見上げ・・・
水の少ない山奥の里に四方から参詣人が…… ※『稿本天理教教祖伝逸話篇』……信仰者一人ひとりに親心をかけ、導かれた教祖のお姿を彷彿させる二百篇の逸話が収められていて、教理の修得や心の治め方について学ぶこ・・・
梅雨の季節。朝から雨が降っている日は気分が晴れない、という人も少なくないでしょう。外出予定のあるときなど、つい愚痴の一つもこぼしたくなります。 雨に限らず、私たちは天気に対する不足を口にしがちで、時に・・・
夢に向かって 東京に桜の開花宣言が出されたころ、わが家にも嬉しい春の便りが舞い込んだ。それは、22歳の元里子・正夫(仮名)に届いた、「作業療法士国家試験合格」の知らせだ。 正夫は、私たち夫婦が里親活動・・・
昨年の4月末から3カ月間、教えを学びながら心の修養に励む修養科に入り、この木造の建物で、おつとめの手振りを学びました。 昭和に生まれ育った者にとっては、とても懐かしい感覚がよみがえってきます。 写生場・・・
1988年のソウル五輪で、日本水泳界16年ぶりとなる金メダルを獲得した鈴木大地さん。引退後は、初代スポーツ庁長官として日本のスポーツ環境の整備に尽力。昨年の東京オリンピック・パラリンピック開催の下地づ・・・
歩道の草引きをしているご婦人が「種をまいたわけでもないのに、こんな所からも生えている。抜いても抜いても生えてくるのはどうしてかしら? 何かしら人生と重なるわ」と話しかけてきました。 ◇ 種が飛んできた・・・
夫婦円満の秘訣を、もし私が問われたとしたら、「相手のことを神様にお祈りすること」と答えます。自分のことは誰だってお願いします。また、相手のことだとしても「どうか、私の言うことを聞いてくれますように」と・・・
昨年、色づく木の葉が北風に吹かれ始めたころ、四歳の里子・文也(仮名)を迎え、家族が一人増えた。 先日、文也が保育園から大泣きで帰ってきた。園庭で転び、ひじを擦りむいたという。傷を見ると、うっすらと血が・・・
夏には東京、冬には北京と、二つの五輪大会が続けて開催されました。過去の大会を振り返るたびに、活躍した選手の姿とともに、その時々の自分に起きた出来事が思い出されます。 出産と、厳しい現実 いまから12年・・・
たすけていただいた喜びで、人をたすけに行くこと ※『稿本天理教教祖伝逸話篇』……信仰者一人ひとりに親心をかけ、導かれた教祖のお姿を彷彿させる二百篇の逸話が収められていて、教理の修得や心の治め方について・・・
同僚のカメラマンが「とっておきの一枚」を見せてくれた。見事なミツバツツジが写っている。山の辺の道沿いで古墳を探索中、偶然出くわした光景だという。 「よく近くを通るのに、不思議にも、いままで気づかなかっ・・・
友人と旅行してきた娘が、耳慣れない言葉を口にするようになりました。尋ねてみると、「あら、友達の口癖がうつったみたい」とのこと。どうやら自分では気づいていなかったようです。 このように、言葉は相手に影響・・・
家の近くに公園がいくつもあり、そのなかに藤棚のある公園が四つあります。 毎年必ず見るように心がけていますが、少し足を延ばさなくてはならないので、時にまだ早かったり、すでに散ってしまっていたりすることも・・・
「保育園で『じごくのそうべえ』という絵本を読んでもらった娘が、『じごくってホントにあるの?』と聞くのですが、なんと答えたらいいか……。天理教の教えに地獄は出てきますか?」と、若いお母さんに尋ねられまし・・・