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ハロー校の柔道部一行18人が来訪し、本部神殿で参拝した(7月18日)
イギリスのパブリックスクール・ハロー校の柔道部一行18人が、7月17日から21日にかけて来訪した。
同校は英国の伝統的な中高一貫校で、ウィンストン・チャーチル英国元首相をはじめ、ノーベル物理学賞受賞者など多くの著名人が輩出している。
平成21年に細川伸二・天理大学教授(当時)が「陽気ぐらし講座」の講師として渡英した際に、竹内伸幸さん(65歳・旭志分教会旭志ロンドン布教所長)の紹介で地元道場を訪問。その道場で練習する同校の部員たちの「”天理柔道”を実地に体験してみたい」との思いから翌22年、同柔道部が初めて親里を訪れた。
4年ぶり4回目の来訪となった今回、昭和39年の東京五輪でイギリス代表選手として活躍し、かねて”天理柔道”と親交のあるトニー・スウィニーさん(85歳・同部名誉顧問)も同行した。
当日、一行は本部神殿で参拝。続いて回廊拭きひのきしんに励んだ。
この後、天理高校の生徒と交流。また、柔道部と合同練習を行い”天理柔道”を実地に体験したほか、茶道や雅楽鑑賞などを通じて日本の伝統文化にふれた。
さらに一行は、天理大学柔道部の練習も見学した。
スウィニーさんは「”天理柔道”は、長い歴史や質の良い環境などの魅力に加え、試合中の姿勢や体の使い方が美しい。部員たちには、今回参加できなかった仲間へ、天理で学んだ精神や技術をしっかりと伝えてほしい」と話した。