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〔福岡・谷口社友〕北九州市の池田修嗣さん(75歳・山手分教会前会長)は、教誨師として25年にわたり被収容者の再犯防止と更生に尽力した功績を称えられ、このほど福岡矯正管区長表彰を受けた。
池田さんは平成10年、北九州医療刑務所で教誨師を務めていた父・修さん(故人・同教会3代会長)の後任として委嘱を受けた。以来、同所および小倉拘置支所の2カ所で教誨活動を続けている。
この間、被収容者が、被害に遭った方やその家族へのお詫びと償いの心を持てるよう、「八つのほこり」の教理や『天理教教典』などを引いて、教えの一端を分かりやすく伝えてきた。
現在、北九州教誨師会の副会長を務める池田さん。「お道の教えを更生や再犯防止に生かしたいとの思いで今日まで続けてきた。今回の表彰を励みに、さらに研鑽に努めたい」と語った。