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今日一日

信州に生まれ、若くして上京するも、重い病を得て失意の帰郷。熱心な信者であった祖母の勧めで初めておぢばへ帰り、残る命をこの道に捧げようと決心し、艱難辛苦の末に理實(りのみ)宣教所を設立した。「今日一日を生涯として、布教師としての勤めに生きる」――この信念を持って、己を空しうして誠真実を尽くし、人のため世のために通りきった著者。文庫でよみがえる布教体験記の名著、シリーズ第2弾!

2011年8月 発売

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【著者プロフィール】

丸山時次 (まるやま・ときじ)

明治36年(1903年)、長野県東筑摩郡片丘村北内田(現・松本市内田)に生まれる。逓信講習所を卒業後、東京の郵便局に勤務しながら中央大学夜間部に学ぶ。大正14年(1925年)、肋骨カリエスの身上となり、学業、仕事ともに断念。熱心な信者であった祖母さいと、妹久子の勧めにより初めておぢばへ帰り、その雰囲気に感動し入信。昭和4年(1929年)、天理教校別科卒業。5年、布教のため再度上京。9年、理實宣教所設立。31年、53歳で出直す。著書に『素貧の書』(養徳社刊)がある。

  • あゝ 丸山時次君 松井忠義
  • 自序
  • 捨身
  • 冷厳
  • 天理
  • 夫婦
  • 親子
  • 歓喜
  • 今日一日
  • 復刊に寄せて 丸山時郎

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