一に勢い
2012年1月 発売
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【著者プロフィール】
大鳥政治郎 (おおとり・まさじろう)
明治36年(1903年)、大阪府東成郡安立町(現・大阪市住之江区安立)に生まれる。大正11年(1922年)、天理教校別科入学。昭和4年(1929年)、安立宣教所長、10年、大海分教会長。会長在任期間中、部内教会11カ所設立。中河大教会役員、大阪教区支部長、主事(総務)などを歴任。本部詰員、教議員、布教委員、よのもと会講演部講師、親里講習会講師などを勤める。58年、80歳で出直し。著書に『母の導き』『ひのきしん一路』『お救け物語』(以上、天理時報社刊)、『よしあし問答』『おたすけの喜び』『おたすけよもやま話』(以上、道友社刊)、『真実のたすけ』『勇み心にほこり散る』(以上、養徳社刊)などがある。
- はしがき 大鳥政治郎
- 第一部 母の肖像
- 陰徳に導かれて
- 通ってみて分かる道
- 行方不明になった私
- ひと握りの米
- 質流れの着物
- 喜びの納消
- つもりの陰徳
- 勢い、熱心、誠真実
- 同僚、肺結核で倒れる
- いざ、布教開始
- ドンとぶつかれ
- 女形のおたすけ
- 人の笑いを神が楽しむ
- 夜もすがら徒歩参拝
- チョロチョロ水行
- 東京布教時代
- おたすけは勢い
- 三十銭の江戸っ子
- 葬式問答
- 道に論は要らぬ
- 第二の誕生
- 理は千里を走る
- 住み込み時代
- 当時の教会事情
- 不発の花火
- 一時たすけの失敗
- たんのうの難しさ
- 一敗地にまみれて
- バッチョ笠の伊蔵さん
- 嵐の中にも一歩前進
- 春近し
- 寂しき述懐
- 最初のふしん
- 母の出直し
- 母の理と嫁ぐ長女
- 三尺下がって師の影踏まず
- 妻を娶らば
- 先棒後棒
- 道の辻でもにをいがけ
- 陰徳に導かれて
- 第二部 みち
- 陽気ふしん
- ずつなきは節
- 忠臣の道
- 形のふしん
- 心のふしん
- ふしんはたすけの台
- 尽くさにゃ尽きる
- 育む
- メンドリの強み
- 親の資格
- かくて元一日あり
- 清水信一家の大節
- 節に栄える
- 伸びゆく理
- 親のお土産
- 教会ただ今休業中
- ホカホカの荷物
- デパートは客を集める
- 瓢箪の口は二つある
- 布教師万歳
- つかない蛍光灯
- 布教師の精神
- 勇んでかかれ
- しんどの中に実がある
- 変わらぬが誠
- 成せ、成る
- 三才心の信者
- 旬に蒔く
- 種はまるごと
- 必死の姿
- 花は枝先に咲く
- 陽気ふしん
- あとがき
- 復刊に寄せて 大鳥正敏
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本書は、天理教伝道史研究の第一人者であった著者の処女作であり、その後も書き継がれてきた代表作。昭和46(1971)年の改修版の一部を改め、全一冊として復刊しました。