親里で柔道の“出稽古” 国内の大会に初出場 – ハワイ天理道場
2026・7/29号を見る
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ハワイ伝道庁(小原仁郎庁長・ホノルル市)が運営する「ハワイ天理道場」の選手18人が7月15日から21日にかけておぢば帰りし、天理高校柔道部の部員たちと練習に励んだ(写真)。この後、同道場の選手たちは、翌22日から福岡市で行われる「金鷲旗高校柔道大会」に初めて出場する。
昭和33(1958)年、柔道を通じて幼少年子女の体育増進を図りつつ、礼儀作法、信仰心を育成し、地域社会から天理教という宗教に対して親近感を持ってもらおうと、井上護國・ハワイ伝道庁初代庁長の発案で「ハワイ天理道場」が開かれた。
当初、ホノルル港教会内に道場が建てられたが、50年に伝道庁敷地内の「天理文化センター」に新道場が移設された。
その後、約20年前にハワイの高校の部活動に柔道が導入されたことから、ハワイ州の柔道人口が増加。現在、同道場で稽古に励む選手は200人を超え、ハワイでも有数の柔道場として人気を博している。
また道場では、ハワイ州内の教会長が講話する時間を月に一度設けたり、「全教一斉ひのきしんデー」に参加したりして、さまざまな場面で選手に教えを伝えている。
こうしたなか、道場で“天理柔道”の技術を学ぶ選手たちは、アメリカ国内のジュニアオリンピック大会やジュニアオープン大会で優勝するなどの好成績を残している。
これまでホノルル港教会の岩田タッド教司会長(49歳・ホノルル市)の引率で、ハワイ州内の柔道チームが合同で親里を訪れてきたが、このたび、岩田会長が同道場の部長に就任したことを機に、道場単独の海外遠征としておぢば帰りを企画。「全国高校総合体育競技大会」などとともに、日本の高校柔道の三大大会の一つとされる「金鷲旗高校柔道大会」にエントリーし、同大会に出場する選手を中心に親里での“出稽古”を実施した。
天理柔道を実地に学び
このたび親里を訪れたのは、7歳から19歳までの選手18人。
高校生の選手たちは連日、天理高校総合体育館の柔道場で、天理高校柔道部の練習に加わって乱取りなどに汗を流し、天理柔道の技を学んだ。一方、中学生以下の選手たちは、天理柔道順正館道場で、同年代の選手たちと練習に励んだ。
このほか選手たちは、天理大学柔道部の練習を見学したり、天理小学校で開かれた交流会に参加したりした。また親里滞在中は、本部神殿に参拝したほか、宿舎の防府詰所でトイレ掃除などのひのきしんに勤しんだ。
同道場監督のチャウ・グレイグリーさん(62歳)は「天理柔道の考え方をしっかり伝えるために試行錯誤を重ねている。このたびの遠征では、天理高校生の動きを手本に、組手の技術など天理柔道を実地に学ぶことができて喜ばしい限り」と語る。
「こどもおぢばがえり」期間中に実施された「みちのこ武道大会」に参加経験があるというイーライ・スアン選手(18歳)は、「天理で練習したいと、ずっと願っていた。選手の練度が高く、乱取りをしたときの力強さが、ひと味違うなと感じた。ここで学んだ技を生かして、大会でも頑張りたい」と話した。
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なお一行は、7月22日から福岡市の照葉積水ハウスアリーナで行われる「金鷲旗高校柔道大会」に出場する。
(7月21日記)









