全国定通大会に挑む働く高校生アスリート – 天理高校第2部の8クラブ
2026・7/29号を見る
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働く高校生のスポーツの祭典「全国高校定時制通信制体育大会」が7月24日から8月21日にかけて、東京都などで行われる。この“もう一つのインターハイ”に、天理高校第2部から予選を勝ち抜いた8クラブが出場する。ここでは、五つのクラブを中心に、働く高校生アスリートたちを紹介する。
選手の個性生かして戦う
バスケットボール部女子
昨年、5年連続優勝を果たしたバスケットボール部女子。選手それぞれの個性や持ち味を生かそうと、「虹」をスローガンに練習に励んでいる。
今年のチームは、経験者は少ないが、シュート力の高さや、一対一の強さが武器だ。
経験者の一人である黑岩音安キャプテン(4年)は、試合中のチームメートへの指示出しや練習時のアドバイスなど、こまやかなサポートを心がけている。
また、実戦不足を補うため、昨年から県内の全日制の高校などとの練習試合の機会を増やし、チーム力を高めてきた。
現在、大会に向けて試合形式の練習を重ねている。
黑岩キャプテンは「連覇を目標に、チーム一丸となって戦っていく。みんなが大会で力を発揮できるよう、キャプテンとして引っ張っていけたら」と力を込める。
なお、バスケットボール競技は7月29日から東京都の東京体育館で行われる。
「楽しんで」本来の力を
軟式野球部
昨年、3位入賞という悔しい結果に終わった軟式野球部。全国大会で緊張し、本来の力を出しきれなかったことから「楽しんで野球すること」を目標に大会に臨む。
鍛えた守備力を強みに、失点を抑えて勝ち抜いていく同部。守備からリズムをつくって攻撃につなげ、得点を重ねていく。
練習はノックなどの守備練習を中心に行い、相手打者のスイングに合わせて素早く正確に動きだせるよう、「一歩目に集中すること」を意識している。
チームの要となるのは、エースの片山蒼四郎投手(4年)。伸びのあるストレートで相手打線を抑えていくとともに、打者としても中軸を担う。
中林章太朗主将(同)は「全国優勝を目指すことはもちろんだが、どんなときも楽しんでプレーしたい。そして、昨年の先輩たちの思いを背負って戦い、結果を残せるよう頑張りたい」と語った。
なお、軟式野球競技は8月11日から東京都の明治神宮野球場などで行われる。
試合中の声かけを意識して
ソフトテニス部
団体戦と個人戦に3ペアが出場するソフトテニス部。
試合中のかけ声をきっかけに戦況が変わることが少なくないことから、普段の練習でも声出しを意識。モチベーションが下がらないよう、選手同士が励まし合うことを意識している。
また、冬季は走り込みをひたすら続け、下半身を強化。ポイントを取られないよう、どんなボールも拾い、最後まで諦めないプレーを信条としている。
なかでも、折杉ゆきえキャプテン(4年)・犀藤凛選手(同)ペアは、後衛の折杉キャプテンが速いストロークで相手を崩し、前衛の犀藤選手が得意のボレーでポイントを奪うコンビプレーを得意とする。
折杉キャプテンは「団体も個人も力を尽くして、チーム一丸となって戦っていく。まだまだ試合に慣れていない選手もいるので、チームで支え合いながら、一ポイントでも多く取っていきたい」と話している。
なお、ソフトテニス競技は7月31日から東京都の有明テニスの森公園で行われる。
全員がチームプレーを徹底し
バレーボール部男子
昨年、ベスト8に入ったバレーボール部男子。最上級生がいなかったこともあり、今年のメンバーはほとんど変わっていない。また、「チームとしてのまとまりがなかった」ことを全国大会の反省に挙げ、スローガンを「チームのために」と定めて、全員がチームプレーに徹することを意識してきた。
試合では、経験者で正確なトスを上げるセッターの萩原弘佑選手(3年)を起点に、兄でエースの萩原大誠キャプテン(4年)らがアタックを打ち込んでいく。
現在、試合の流れを想定した実戦練習を続けている同部。練習の際には、選手同士で指示や作戦の修正案を出し合うなど、自ら考えながら技術向上に努めているという。
萩原キャプテンは「全国優勝を目指し、戦い抜くだけ。試合の流れをつかみ、自分たちのペースを守って得点を重ねたい」と意気込む。
なお、バレーボール競技は8月4日から神奈川県平塚市のひらつかサン・ライフアリーナなどで行われる。
「アベック優勝」を目標に
卓球部
男女で団体戦と個人戦(7選手)に出場する卓球部。「アベック優勝」を目標に掲げ、男女で心を一つにして練習に励んでいる。
試合中にミスをしないよう、フォアやバックハンドなど基礎練習を大切にしている。なかでも、ただボールを打つだけではなく、相手選手をどのように動かすかを常に考えることや、コートを広く使って相手選手を左右に振ることなどを意識している。
昨年、団体戦3位の女子。緩急をつけたサーブが得意な殿村美嘉キャプテン(4年)が中心選手だ。
殿村キャプテンは「戦力が同等のチームと接戦になり、結果、負けてしまうことが多かったので、そこを勝ちきって決勝に進み、優勝をつかみたい」と力強く話す。
一方、3年前に団体戦優勝を果たして以降、優勝から遠のいている男子。得意とする得点パターンを増やし、有利な展開をつくることを重視している。
佐野道太郎キャプテン(同)は「昨年は2回戦負けだったが、気持ちをしっかり切り換えて挑みたい。仲間たちと続けてきた練習を信じ、優勝を目指して戦う」と話している。
なお、卓球競技は8月4日から東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われる。
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このほか、柔道部、陸上競技部、バドミントン部、バスケットボール部男子、バレーボール部女子が全国定通大会に出場する。








