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おやさま陽気ぐらし浪漫

本書は、立教161(平成10・1998)年4月、教祖ご誕生200年の記念出版として刊行されました。教祖のご誕生から200年にわたるお道(天理教)の歴史を、季節・風景や物の写真、資料写真などを用いてつづっています。

1998年4月 発売

紙の本の価格:¥3,300(税込)
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  • 教祖のふるさと大和
  • 教祖ご誕生二〇〇年に寄せて
  • 第一部 教祖誕生
    • 大和の国中に一人の女の子が生まれた
    • その一世紀前、芭蕉が旅し詠った上街道
    • ・四季折々のわらべ歌
    • 村の共同体社会の中で
    • 浄土和讃に親しみ仏道への憧憬
    • 尼僧か結婚か揺れ動く13歳
    • 〝元のいんねん〟に導かれて
    • 大和青垣山のふもとにたたずむ庄屋敷村
    • ・コラム……布留遺跡のこと
    • 孝養尽くし人一倍働いた幼い妻
    • 16歳にして主婦権譲り受ける
    • 人には遊山を、自らは寺参り、そして秘法伝授
    • 根気よい優しさに心入れ替えた怠け者
    • ・木綿の栽培
    • ・コラム……麻と絹と木綿の話
    • 11年目の待望のおめでた、しかし世上は……
    • 娘二人の命に代えて預かり子を救う
  • 第二部 神のやしろ
    • 思いもよらぬ啓示に戸惑い隠せず
    • 病平癒の祈祷が「世界だすけ」へ
    • 初めに「貧に落ち切れ」ありき
    • 貧の中で月を愛でる心の豊かさ
    • 17年目にして見せられた「をびや」の不思議
    • 「みなの者、なるほどと思う日」がやってきた
    • ・コラム……「毎日運んでくれるのが結構やで」
    • お社献納の申し入れから「つとめ場所」普請へ
    • ふしが〝のちのちの話の台〟になった
    • 断食後自ら出向かれた「助造事件」
    • 広がるにつれ〝同業者〟の反対攻撃激しく
  • 第三部 おつとめ整えて
    • 「なむ天理王命」からおつとめの始まり
    • 数え歌形式で振り付けまで施された『みかぐらうた』
    • 言葉だけでは忘れるから「筆先」に
    • いよいよ高山への〝仕掛け〟が始まる
    • 「赤衣」召され、より立場鮮明に
    • ぢば定め、こかん出直し、模型のかんろだいがぢばに
    • 片隅の門屋の窓から〝世界〟を眺め
    • 大雪の日、「なんと誠の人やなあ」
    • 男相手に「月のものは花やで」と
    • ・コラム……東山から
    • 初めて鳴物入れて本格的おつとめ勤修
    • 元のやしきに〝芯〟を入れる
    • おつとめと「元初まりの話」のこと
    • ・教祖お出張りの地図
    • ・教祖のお食事
    • ・コラム……「食べるときには、おいしいと言うて」
  • 第四部 ご苦労そして現身おかくし
    • 官憲の取り締まり厳しさ増して
    • 初めての12日間――慕う人々の苦悩
    • 官憲のとる態度にもただ悠然と
    • 「雨降るも神、降らぬのも神」果敢に雨乞いづとめ
    • 明治17年のご苦労エピソード
    • 獄舎にあっても平常心を持ち続け
    • ・教祖手作りの品々
    • 深夜の御休息所お移り――眞之亮、たまへを両脇に
    • 30年来の厳寒の中の〝最後のご苦労〟
    • 十二下りが終わるとともに……「ああ教祖!」
  • 第五部 「存命の理」
    • 25年命縮めてたすけ急ぎ「これから先は楽しみばかり」
    • 教祖1年祭中止で一気に教会認可へ
    • お守り通し〝教祖存命の理〟より鮮明に
    • 教団として初の教祖年祭「5年祭」
    • 躍動の「10年祭」から〝冬の時代〟へ
    • 教祖20年祭とその仮祭場で飢饉救済演説会
    • 「おさしづ」時代閉じ、「さづけ」はつなぎで
    • 歓喜の一派独立と婦人感涙の〝15秒講演〟
    • 全教の熱誠と喜び結集した「大正普請」
    • 数々のふし乗り越え教祖30年祭
    • 「世直り」の旬に決起躍動、倍加遂げた「40年祭」
    • ついに悲願の『おふでさき』『おさしづ』公刊
    • ・コラム……神殿おたすけ係
    • ・コラム……夕日とおりん先生
    • 雛型かんろだい建立、そして迎えた「50年祭」
    • ・コラム……かんろだいは雨打たし
    • 「50年祭」は24日間毎日おつとめ勤修
    • 〝革新〟の名のもと苦渋の選択に耐えて
  • 第六部 復元への道
    • 終戦、いち早く再復元へ着手――60年祭
    • すさんだ人心に歌で潤いを――「やまさかや」誕生秘話
    • 明治教典に代わり新『天理教教典』公刊なる
    • 壮大な「おやさとやかた」構想明らかに
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    • 「心を合わせ頼もしい道を作りてくれ……」
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