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コロナ禍によって2020年から開催中止を余儀なくされてきた「陽気ぐらし講座」が、2023年度から再開されている。
同講座は、教えを知らない人へ陽気ぐらしの教えに基づく生き方を伝えることを目的とするもの。また、ようぼく・信者のにをいがけの一助となっている。
同講座には「気づき」と「教え」の二つのコースが設けられている。「気づきコース」は「陽気ぐらしにつながる、ものの考え方をお伝えします」と銘打ち、一方の「教えコース」は「陽気ぐらしの基となる教理をお伝えします」と、その特徴を強調している。
いずれのコースも、お道の教えに初めてふれる人を対象としており、会場には、布教部の委嘱を受けた講師が派遣される。
2023年度は、すでに3教区計8会場で実施されている。
その一つ、北海道教区函館支部(内田誠司支部長)では、5月8日と10日の2回、同講座を開催。竹川東一郎講師を迎え、両日ともに天理教用語を使わずにお道の教えを伝える「気づきコース」を実施し、二日間で35人が受講した。
内田支部長(61歳・松風分教会長)は「教祖140年祭へ向かう“歩み出しの旬”に、勢いをもって実動できるよう、陽気ぐらし講座の開催を計画した。両日とも盛況で、管内の教友の方々が、初めて教えを聞く人を連れて会場へ足を運ぶ姿が見られた。管内の教友が心を一つに、教祖140年祭へ向かって勇んで歩みを進めていきたい」と話している。