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中山大亮様は2月6、7の両日、「令和6年能登半島地震」で被災した教友のお見舞いと、救援・支援活動に当たる教内関係者への激励のため、石川県へ赴かれた。現地では、県内の避難所2カ所と、金沢市の教務支庁や被災教会5カ所を訪問。また、災害救援ひのきしん隊(=災救隊、橋本武長本部長)の第7次隊の活動現場を視察したほか、宿営地へも足を運び、隊員たちにねぎらいの言葉を掛けられた。
6日午後、大亮様は教務支庁へ向かい、集まった教友にお見舞いの言葉を述べるとともに、被害状況について詳しく話を聞かれた。
翌7日午前は、輪島、珠洲の両市の避難所や被災した教会を慰問。教会の状況や周辺地域の様子をつぶさに視察された。
午後は、穴水町と七尾市の教会へ。各教会に集まった教友にお見舞いの言葉を掛けられた。
また、珠洲市では、災救隊本部隊の宿営地となっている教友経営の和洋菓子店「メルヘン日進堂」へ赴き、隊員たちを激励。その後、災救隊の活動を視察された。
本部隊の出動から約1カ月 24教区隊が懸命の初動救援
1月1日に発生した大地震により、甚大な被害に見舞われた石川県能登地方。被害の大きかった一部の自治体では、被災状況の確認やインフラの復旧に時間を要したため、1月末になって災害ボランティアの活動がようやく始まった。
こうした動きに先立ち、災救隊本部隊は1月16日、第1次隊を被災地へ派遣し、輪島、珠洲の両市で避難所のサポートや避難者の食事調理に従事。以後、石川県内の各地で懸命の初動救援を続けている。
第4次隊(28日~30日)からは、両市での活動に加え、石川教区隊(忠谷眞一郎隊長)が七尾市で続けていた給水支援活動を引き継ぎ、同市内で住民に飲料水を提供してきた。
第7次隊(2月6日~8日)からは、珠洲市での避難所への食事提供を継続するとともに、ボランティアセンターの要請を受け、被災した民家へ出動。壊れた家財道具の搬出やブロック塀の撤去作業を行った。
また、第7次隊の活動をもって七尾市での給水支援を終え、第8次隊(9日~11日)からは、石川教区隊が志賀町で実施していた救援活動を引き継ぎ、同町ボランティアセンターの要請を受けて被災民家へ。ブロック塀の撤去作業に力を尽くした。
このほか、輪島市では避難所の食事調理、珠洲市では小学校の給食の提供を任されるとともに、被災した民家のブロック塀の撤去などを続けている。
第9次隊(12日~14日)までの約1カ月間で計24教区隊が出動。15日からは第10次隊が出動し、活動を継続する予定だ。
(14日記、後日詳細記事予定)