「天理時報オンライン」の積極活用を – 視点
2026・7/8号を見る
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天理図書館、天理参考館、おやさと研究所は、天理大学の附属施設であるばかりでなく、本教の文化的・学術的拠点として不可欠な役割を果たしている。第一線で活躍する国内外の研究者が、天理図書館や天理参考館が所蔵する文物の価値を語る姿を、筆者自身、これまで何度も目にしてきた。
本教の教外への発信力はすでに高い評価を受けている。事実、「大学ランキング」(AERAムック)の図書館部門で日本一に選ばれた天理図書館や、奈良国立博物館での企画展が話題となった天理参考館の実績は、その質の高さを示している。また、おやさと研究所が編集し、版を重ねてきた『天理教事典』は文書伝道を目的に刊行されたもので、国内外の大学図書館に広く配架されるなど、他教団との明確な差異が見て取れる。本教は豊かな宗教的資源を醸成しつつ、多様なチャンネルを通じて社会との接点を結んできている。
今日、われわれは先人たちから引き継いできた道を歩んでいる。過去の『みちのとも』や『天理時報』を紐解くと、だめの教えとしてのこの道の伸展の一端を垣間見ることができる。
たとえば、戸別訪問やにをいがけは言うまでもなく、教えを伝える場も、講演会や路傍講演、ラジオ、テレビ、さらにはインターネットへと、時代の変化に伴って多様化してきた。いまなお、時代に即したメディアや方法が継続的に模索されている。
ところで、3年前に開設された「天理時報オンライン」は、プレミアム会員であれば、最新の刊行物だけでなく、過去の教内刊行物を何回でも読み返すことができる。店頭で購入していた時代に比べて、格段に便利である。こうした環境を、世界たすけへ向けて、にをいがけ・おたすけの好機として積極的に活用したい。過去の刊行物もまた、先人が遺された、この道の宝である。苦難の道中にあっても、だめの教えを心の拠り所としながら、心勇んで通られた先人たちの信仰の歩みに学ばせていただきたい。そこにこそ、混迷する新しい時代を切り拓く確固とした歩みが可能となるのではないだろうか。
(澤井)









